エスクロープロバイダー
アーバンブレインのデータエスクローパートナーであるIron Mountain Inc.は、過去50年以上に渡って重要な記録やデータおよび情報を取り扱っており、ICANNによりデータエスクローの導入が義務付けられた2001年に業界で最初にサービス提供を開始した企業です。ICANNではレジストリ運営事業者に対し、同社の利用を特に推薦しています。同社はあらゆる分野の情報保護・マネージメント・保管業務を行っている、世界で最も信頼性の高いデータエスクロー業者であり、ニューヨーク証券取引所に上場しています。(NYSE:IRM)
Iron Mountain Inc.の強み
- 50年以上の機密情報等の保管実績
- 1982年に「技術エスクロー業界」を開拓
- ICANNによる同社採用についての推薦
- テラバイト単位のデジタルデポジット取り扱い業務
- 全世界における利用数40,000件以上のデータエスクロー
なぜデータエスクローは必要なのか?
ICANNは全てのgTLDレジストリに対し、第三者によるデータエスクローの採用を義務付けています。データエスクローは、ドメイン名の登録に関するバックアップデータを第三者機関に預託する仕組みです。データを預託しておくことにより、事業者に問題が起こった場合には新規レジストリへのスムーズな移行が可能となり、レジストリシステムに障害が発生した場合には迅速な復旧作業が可能となります。
提供サービスの内容
Iron Mountain Inc.のレジストリデータエスクローは、新gTLDレジストリ運営事業者に対し以下のサービスを提供します。
- ICANNの要求事項に対するコンプライアンス(レジストリ契約案、細目2)
- アクセス管理がなされたエスクローアカウントによりレジストリデータを保護
- RAIDストレージおよびバックアップテープによる保管
- 暗号化されたレジストリデータをSecureFTPによりダイレクトに送信
- データ整合性および完全性についての照合および立証
- 地理的ダイバーシティのとれた、アクセス管理がなされた環境によるパックアップデータの保管