ICANNは、先週「.xxx」トップレベルドメイン名の申請者であるICMレジストリとの契約(案)を公開、パブリックコメントの募集を開始しました
「.xxx」の申請者であるICM Registryは、2004年にICANNに対してスポンサー新gTLDの申請を行い、審査を通過しましたが、理事会にて却下された経緯があります。その後、独立審査パネルのレビューを経て、2010年6月25日のブリュッセル会議でその申請が認められる事になりました。
今回のレジストリ契約(案)に対するパブリックコメントは、2010年8月24日(UTC 19:00)より30日間受付けられる予定で、2010年9月23日(UTC 18:59)に締切られます。現在の案は2007年に提出されたものをベースとしており、以下が今回の主な改訂箇所となります。
- DNSSECに関する記載およびその他のスペックの更新
- 他のスポンサーTLDのレジストリ契約の内容との一致に関する保証
- 契約の終了についての明記および業務委託に関する規定
- Appendix Sの変更(「.xxx」の目的および「.xxx」利用の対象となるコミュニティの定義)
Appendix Sによると、「.xxx」トップレベルドメインは、IFFOR(International Foundation for Online Responsibility)のポリシーおよびガイドラインに同意し、自主的に順守する「個人」「法人」「団体」「組織」が取得できるとあります。(IFFORは「.xxx」の申請団体であるICMレジストリが組織している現状で実態のない団体です。)つまり、オンラインアダルトエンターテイメントを提供しており、アダルトコミュニティメンバーであることを主張する全ての個人や団体は、「.xxx」ドメイン名の登録対象者となります。
もし今回の改訂(案)が認可され、契約がICANN理事会にて承認されると、ICMレジストリは早ければレジストリ契約締結後5ヶ月以内に「.xxx」の販売を開始する模様です。
今回のパブリックコメントでは激しい反対意見が提出されることが予想されます。以下のURLにて最新のコメントを閲覧することが可能です。
http://forum.icann.org/lists/xxx-revised-icm-agreement/
また、「.xxx」についてのコメント投稿は、現在xxx-revised-icm-agreement@icann.orgにて受付けられています。
